バイオトイレ

rebox

2008年05月14日 13:06

千葉県我孫子市まで、バイオトイレの見学に行ってきました。

谷津ミュージアム内のトイレにバイオトイレが採用されています


【バイオトイレが採用されている、千葉県我孫子市谷津ミュージアム内のトイレ】


REBOXに組み込むトイレの検討をしています。

移動、移設、が可能な REBOX のトイレの性能としては、やはり

移動、移設が可能な、ポータブル型トイレでないと、いけないだろうと言うことで

バイオトイレ を検討しています




【バイオトイレが採用されている、千葉県我孫子市谷津ミュージアム内のトイレ】



バイオトイレとは...

バイオトイレとは...バイオの力で排泄物を消してしまう不思議なトイレです。

後処理などの面倒な手間がいらず、自然環境も汚さないエコロジー対応の未来

型トイレとして注目を集めています。

排泄物がバイオの働きで、わずか2~3時間のうちに「炭酸ガス」と「水」に分解し、

消滅してしまうと言うことです。



バイオ(好気性微生物)に一定の水分と温度を与え、撹拌することにより、

微生物が活発に働き、排泄物を「炭酸ガス」と「水」に分解します。

この浄化作用は自然界の浄化システムと同じもの。  つまり、自然環境にも優しく

安全とのことです








バイオトイレの中でも、 コンポスト型 と 完全消滅型 があるそうです

コンポスト型は、定期的に、中身のチップを交換しなければならない

と言うことですが...完全消滅型は、交換なしで、チップを補充するのみで

完全消滅させる事が出来るとのことです



 
                              【撹拌後のバイオチップの状態】



既に2年間使用していて、堆肥、肥料としてトイレ内のチップを取り出したのは

中身の約1/3程度で、足りなくなったチップを補充したのみ、とのことでした

つまり、ほぼメンテナンスフリー状態です。

スゴイ性能ですね!!(驚)




通常のコンポスト型トイレ(富士山に設置)は、完全分解されず・・・中身の

堆肥を、定期的に取り出す作業が必要とのことでした。




             「完全分解するか・・・堆肥として残塊が残るのか・・・」

             「このように実証されています!!」
            
             「コンポスト型との違いは...ここにあるんですよ!!」

               と担当の 薬師寺氏 が自慢げに、話されていました。


 ◆撹拌中のバイオトイレ便槽内部





 ◆バイオトイレ換気ファン





 ◆バイオトイレ設置状況外観

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