バイオトイレ
千葉県我孫子市まで、バイオトイレの見学に行ってきました。
谷津ミュージアム内のトイレにバイオトイレが採用されています
【バイオトイレが採用されている、千葉県我孫子市谷津ミュージアム内のトイレ】
REBOXに組み込むトイレの検討をしています。
移動、移設、が可能な
REBOX のトイレの性能としては、やはり
移動、移設が可能な、ポータブル型トイレでないと、いけないだろうと言うことで
バイオトイレ を検討しています
【バイオトイレが採用されている、千葉県我孫子市谷津ミュージアム内のトイレ】
バイオトイレとは...
バイオトイレとは...バイオの力で
排泄物を消してしまう不思議なトイレです。
後処理などの面倒な手間がいらず、自然環境も汚さないエコロジー対応の未来
型トイレとして注目を集めています。
排泄物がバイオの働きで、わずか2~3時間のうちに「炭酸ガス」と「水」に分解し、
消滅してしまうと言うことです。
バイオ(好気性微生物)に一定の水分と温度を与え、撹拌することにより、
微生物が活発に働き、排泄物を「炭酸ガス」と「水」に分解します。
この浄化作用は
自然界の浄化システムと同じもの。 つまり、自然環境にも優しく
安全とのことです
バイオトイレの中でも、 コンポスト型 と
完全消滅型 があるそうです
コンポスト型は、定期的に、中身のチップを交換しなければならない
と言うことですが...
完全消滅型は、交換なしで、チップを補充するのみで
完全消滅させる事が出来るとのことです
【撹拌後のバイオチップの状態】
既に2年間使用していて、堆肥、肥料としてトイレ内のチップを取り出したのは
中身の約1/3程度で、足りなくなったチップを補充したのみ、とのことでした
つまり、
ほぼメンテナンスフリー状態です。
スゴイ性能ですね!!(驚)
通常のコンポスト型トイレ(富士山に設置)は、完全分解されず・・・中身の
堆肥を、定期的に取り出す作業が必要とのことでした。
「
完全分解するか・・・堆肥として残塊が残るのか・・・」
「このように実証されています!!」
「コンポスト型との違いは...ここにあるんですよ!!」
と担当の 薬師寺氏 が自慢げに、話されていました。
◆撹拌中のバイオトイレ便槽内部
◆バイオトイレ換気ファン
◆バイオトイレ設置状況外観
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