断熱材実験

rebox

2007年11月08日 18:22

断熱材の実験をやってみました。
いろいろな、断熱材が、あるなかで、どんなメーカーでも、断熱性能は「すごくいいですよ」
なんて言う、数値データを出していますが...

結露について、...結露した場合の復元能力はどうなのか?と言うことは、
あまりデータがありません。

簡単に、解説すると...。水分を含んだ断熱材は、又元の状態に戻るのか?
と言うようなことです。

今回は、「サーモウール」の簡単な実験です。



水に、べったり浸して、めいっぱい水分を含ませました。
それから、水を、重力のみで、水切ります。(手で絞ってはいません)

それを、杉の木のパネルの上に、おいて、放置しただけの手抜き実験です。

本当は、いろいろな断熱材、「グラスウール」「ペットボトル再生断熱材」「セルロースファイバー」
「ウレタンフォーム」「ロックウール」 等いろいろ比較検討し、同条件下で、
実験すればいいのですが....、チョットできませんね...

時間があれば、やってみたいと思います。


3時間後、...まだまだ、べったり、べたべたな状態です。
実験場所は、室内で、日陰の場所です。通気は、解放状態ですね。
厳密な実験ではありませんが....(笑)

1日後 まだまだ、断熱材は多くの水分を含んでいますが、断熱材の上半分は乾いてきています。

6日後、ほぼ乾燥しました。

6日後、弾力性も、元の状態に戻っています。

結果から、判断すると、この断熱材「サーモウール」は性能がいいと思います。あれだけ水分を含ませたのに、なんのへたりもなく、元の状態に戻りました。
しかも一週間程度で、ほぼ乾燥状態です。現実には、結露で、あれだけ、べったりに、なることはありませんので、結露水を含んでも、もっと早く、放湿するでしょうね!

今回のプロジェクトでも、使用しますが、..設置場所が、特に、寒冷地ですので一番気を遣う材料ですね。






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